宅建士の資格は取得すべき資格か?

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こんにちは!TAISHIN THSです!

今回は、国家資格として人気の資格「宅建士」が、取得すべき資格、稼げる資格であるかどうか。という事を書いてみたいと思います。

不動産業を行う上においては、重要な資格で、専任の宅地建物取引士がいないと宅建業を開設する事ができず、不動産を業としている事務所1つにつき、5人に1人以上の割合で宅建士がいなければならない。などの決まりもあります。

しかし、不動産の売買や仲介を業務として行わないのであれば必要がない資格です。なので、実際のところ不動産業者以外の人が持っていてもあまり役に立たないです。

 

宅建士の難易度は?

宅建士は国家資格で、試験は年に一度、毎年10月に実施されます。

合格率は最近の傾向では約15%のようです。宅建士の場合、その年の難易度の違いなどで毎年合格点が変化します。

試験年度 受験者の数 合格者数 合格率 合格点
平成20年(2008) 209,415人 33,946人 16.2% 33点
平成21年(2009) 195,515人 34,918人 17.9% 33点
平成22年(2010) 186,542人 28,311人 15.2% 36点
平成23年(2011) 188,572人 30,391人 16.1% 36点
平成24年(2012) 191,169人 32,000人 16.7% 33点
平成25年(2013) 186,304人 28,470人 15.3% 33点
平成26年(2014) 192,029人 33,670人 17.5% 32点
平成27年(2015) 194,926人 30,028人 15.4% 31点
平成28年(2016) 198,463人 30,589人 15.4% 35点
平成29年(2017) 209,354人 32,644人 15.6% 35点
平成30年(2018) 213,993人 33,360人 15.6% 37点
平成31年(2019) 220,797人 37,481人 17.0% 35点

宅地建物取引主任者から、宅地建物取引士という資格にかわり、司法書士や税理士と同じく「士業」になったことから、それ以降、宅建士試験はやや難化傾向にあると言われています。

何年も不動産業の経験がある方でも、3回目でやっと合格できた人や、毎年恒例のように試験を受けにいく人もいます。

四肢択一の50問で出題され、制限時間は2時間です。

毎年超難問も幾つか出題されるので、満点を取りに行くような学習方法は非効率的だと思います。取れる問題を取りこぼしなく確実に押さえ、合格ラインを目指すことが合格の秘訣だと言えます。

合格により得られるメリットは?

企業によって違いがありますが、宅建士の資格取得で、給与手当がつきます。それにより若干の給料アップが期待できます。

しかし、実際には、個人は宅建士の資格がなかったとしても、重要事項説明や売買契約書の記名押印などはできませんが、営業活動自体は行えるので、資格があることよりも営業能力が高いほうが不動産業界では稼げるかと思います。ただ取引の肝心な場面では出番がありません。

宅建取引士は「専任業務」を取り扱うので、たとえ、弁護士や司法書士であっても代わりをすることはできません。

この辺りは弁護士や税理士でも、登録すれば業務を行うことができる行政書士などとは違うところです。

ただ、不動産業者でない場合、持っているだけで「稼げる資格」ではないと思います。昔は名義を貸して報酬を得られた時代もあったようですが、今は法が厳格化され、名義貸しは宅建業法でも厳しく禁じられています。

宅建士の資格があれば、不動産業を開業することも可能ですが、仕入れ単価が高額で、登記など、法的な事が絡む不動産販売は経験が大きくものをいう業務なので、資格を取得しただけで開業するのはオススメできません。

それに加えて、事務所開業などの資金もかなり必要な事もあり、やはり、宅建士の資格は不動産経験があるからこそ役に立つ資格であると思います。

宅建士のパートは需要がある!

宅建士の名義貸しをする事は禁止されていますが、パートや副業なら需要がある場合もあります。

たとえパートさんだとしても、不動産業者の事務所に宅建士が増える事は会社にはメリットがあることなので、パートの宅建士を探している業者もいるだろうと思います。

最初の資格として人気

他の法律系士業の資格を取得するための入り口として、自らの実力と自信を養うために、先ずは宅建士に挑戦する人も多いと聞きます。宅建士試験に合格した人のほとんどは実際の業務を行うことが少ない。とも言われています。

しかし、最近の試験の難化傾向で、第一関門の宅建士に合格する段階で躓く人も多いようです。

試験になれるという意味では良いと思いますが、先ずは本当に自分自身に必要な資格なのかどうか。他に本当に取りたい資格、取得すべき資格はないのか?などを考えた上で、狙う資格を選ぶのも良いかもしれません。

例えば宅建士試験を3回受けたとしたら、単純に3年間かかるわけですし、その間法改正もあるため、今まで覚えた知識をまた新しく入れ替えたりしなければならないこともあります。

それに3年もあれば、他の難関資格に合格できる可能性も十分あるとも思えるからです。

合格するための学習方法

宅建士の試験に合格した人の学習方法を

1・独学

2・通信講座

3・スクール

と3つに分けた場合、どの学習方法が一番合格率高かったと思いますか?

1の独学は様々な書物や問題集を自分で買い集めて、全て自分でスケジュールを考えて行う勉強方法です。全て気に入った教材を選べるかわりに、自分本位になりがちで、自己流から離れられないのが欠点です。しかし、これで合格できれば最もお金はかかりません。コスパは最強です。

2の通信講座は、専門家が作ったカリキュラムを元に自分でスケジュールを組んで、マニュアルにしたがって学習を進めていきます。決まった時間に講義を聞く必要がなく、空いた時間に自分のペースで勉強出来ます。ただし、自分の意志が弱ければ、ついついサボってしまいます。さらに分からない事があっても先生に直接聞くことは出来ず、ほぼ自分で調べるしかありません。

3のスクールはどうでしょう?この3つの中で一番コスパが悪いです。ただ分からない事があれば徹底的にわかるまで教えてもらえるし、スクールでは、同じ目標の人と容易に情報交換も出来ます。

この3つの中で、最も合格率が高いのは・・・・・

実は、2の通信講座だそうです。

スクールは、学校に行って講義をうける事が第一だと考え、家での学習を疎かにしがちになる事もあるそうです。それに、昼間働いている人なら、講義の時間に合わせるのも大変だったりします。人によっては合格を勝ち取る!というよりも、合格させてもらえる。というダメダメマインドになってしまう事もあるようです。

通信講座は自分の時間でスケジュールが組めるため、勉強時間を習慣化しやすく、さらに自分自身で調べるという癖もつくので、宅建士くらいのレベルの試験の勉強方法としては、かなり相性が良いようです。

ただし、ユーキャンだけは辞めておいた方が良いです!内容が薄くペラペラです。初心者にわかりやすく書いているのかもしれませんが、あれでは本試験で出題される問題を見たら、難しすぎて焦ってしまうでしょう。

ちゃんとした、実績ある教材を選ぶのが無難です。

不動産投資(大家業)に宅建資格は不要

不動産を多く所有して、収益をあげる、いわゆる不動産投資(大家業)に、宅建資格は不要です。

マンションをいくつも持っていて、莫大な収益を上げていたとしても、宅建業にはあたりません。不動産業者でなくても誰でも大家業はできます。不動産投資で稼ぐために宅建資格は全く必要ないのです。

 

宅建士資格は、「不動産業」に特化した資格なのでそれ以外で活かすことは難しい資格です。ただし、建設業がメインの会社でも、場合によっては不動産部門をこれから作る。というような事があった場合、もし自分自身に宅建士の資格があれば重宝される事もあるかもしれません。

これからの時代はFPや英会話の資格など、業務上需要のある民間資格を多数取得する方法も、より稼ぎを増やす秘訣かと思います。国家資格に合格したからといって、必ず稼げるわけでは有りません。

まずは、自分がどうありたいか、どんな職業、どんなビジネスをしたいのか?をじっくり考えて、国家資格だけに拘らず、現時点で狙える資格を多数取得していくのも一つの方法です。

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